三次元測定機 <スパネージ社>

equipment

進化し続けるクルマの安全。

精密機械として進化し続けるクルマにおいては、フレームホール、各種ボルト間の距離などはミリ単位での計測が実施されています。その計測に基づいた組み立てが、クルマの安全性を高めているのです。これは、クルマが人命を守るものであり、極めて重要な貨物を守るものであるなど、社会的に極めて重要な存在であることの証拠でもあります。当然、クルマの修理を生業とする私たちにおいても、この精度は極めて重要な意味を持っています。ただクルマの修理をするのではなく、その先にあるお客さまの安全、ビジネスの成長などに貢献しているという意識がなければ、私たちの品質向上は難しい。だからこそ、コンマ単位での計測マインドをもちながら、ミリ単位を当たり前のように計測することが我々にできるリスク軽減のアクションになるのです。

整備の世界に精度の意識。

私たちが採用しているスパネージ社の三次元測定機は、修理前のダメージ診断と、修理後の各パーツの精度を計測することができます。精度は車両メーカーが使用する機器と同等。車輌データに基づいたボディー寸法公差(決められた誤差)をきっちりと守りながらの作業が可能となり、最終的には証明書としてプリントアウトすることも可能です。
旭自動車がこの機器を導入したのは、いまからもう10年近く前。四苦八苦しながら経験を積んできました。3次元での精度の高いデータは、エンジニアたちの技術や仕事意識に対する重要な社内チェックにもつなげられます。このため、弊社エンジニアたちの技術研鑽にも大きく貢献してくれました。アンダーからアッパーボディにいたるすべてに精度を求めながらも、従来のスピード感と信頼性のある技術供与も磨いていくこと。ASV(先進安全自動車)はもとより、ますます多様化するクルマのあり方を、私たちが守っていくという気概を忘れずに取り組んでおります。

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