架装作業

technology

“気付き”の具現化。

架装作業は、法人顧客のビジネスニーズに技術で応える作業の代表格です。たとえば運送会社は、最初に購入するトラックは、メーカーから購入します。しかし、そのトラックを使って5年のリース契約で海水を運ぶことになった場合、荷台が塩分で腐食されることはすぐにわかります。この時、ガラス樹脂(FRP)などを用いた荷台の架装作業を行うのです。こうすることで、腐食に対する耐久性は格段に上がり海水を積載しても問題のない仕様となります。


架装は、そのお客様のニーズに最適なソリューションを技術で具現化する技術のひとつなのです。したがって、顧客ニーズを素早く理解できる力が求められます。どういうビジネスで使うのか、その会社はどのような運用をしようとしているのかによって作業内容が異なります。仮に、その企業の使用方法を理解すれば、オーダーにはない箇所にも腐蝕の可能性があることをこちらが発見できることもあります。逆に、そうした部分を見落とせば、数年後に問題が生じクルマの運用に大きな支障が出る可能性があるのです。私たちの技術は確かに架装を行うことです。しかし、ニーズを見極め、クルマの構造を理解しているものたちだからこそできる、”気付き”を架装として具現化することが重要なのだと考えています。

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