計測作業

technology

CASEの進化が止まらないクルマにとって、計測作業の重要性は増すばかりです。もとより、クルマが蓄積してきた歴史と技術は、車軸、フレーム、タイヤにいたるまですべてに息づいています。それらは、精密な角度や位置計測という形の中にも生きています。さらにCASEはここに、センサーや半導体といった超精密機器を導入しており、それらはもはや従来の「クルマの修理」というカテゴリーにはまりません。全体の構造理解、精度の理解を高め続けることがどんどん重要になっています。それならば、クルマの開発から理解を深めていけば良いとなるのですが、守秘事項満載のクルマの開発技術にが外部の我々が触れることはできません。そこで、我々は実際に弊社にやってくるさまざまなクルマをただ修理するのではなく、しっかりと理解分析を深めるよう研究しながら理解度を深めています。


重要になるのが計測技術です。それらはエーミングやキャリブレーションといった技術要件から、納品前検査にいたるまで私たちが注力しているものです。たとえば、納品前検査では、修理した車を直したスタッフが自ら運転し体感を通した”計測”を実施しています。車軸をはじめとするミリ単位の計測は先進機器を使って、そして最後にはクルマ修理のプロとして運転という体験でもって計測するのです。こうした機器類から体感にいたるまでをフルに活用した計測技術に私たちは自信を持っています。あらゆる修理工程技術の集合、そして体感的な経験を増やすことができなければ、計測技術の向上はありえない。私たちはそう考えています。

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