法的体制

equipment

法的理解という共通言語。

保険会社も含め、さまざまな法人とのやりとりが必要な私たちのビジネスにおいては、従来より弁護士をはじめとする法的な体制を強化することがマストです。クルマそのものの修理に関するエビデンスをどのように開示していくのかといった要素も、こうした状況を加速させてきたと言えます。そして現在では、CASE化していくクルマを扱うためのNDAをはじめとする、ビジネス的に高度な契約体制を理解し提供していくことが求められています。もちろん、従来よりある法的体制を応用しておくことで対応は十分に可能性あることは、実績の蓄積で証明しておりますし、案件をこなしていくごとにより的確かつ丁寧な対応の経験が増えております。


こうした状況になってきているのは、メーカーのビジネスモデルの変化に伴い、我々のような修理工場にもサプライチェーンの構造が押し寄せているのだと理解しています。たとえば、クルマがPCをはるかに超える精密機械としての性格を強めていけば、機密情報の塊としての性格も同時に強まっていきます。修理する我々が、そうした情報の塊に物理的に触れることがメーカーにとって重要な意味を持つことは想像に難くありません。一方で、メーカーやディーラーからの直接のオーダーがじわじわ増えていることも事実であり、その都度、私たちは高度な守秘義務を負うようになりつつあります。
一方で、これは大きな転換点であるとも考えられます。私たち自身が、単なる修理工場であるという意識でいれば置き去りにされていく社会になりつつあるということです。精度が求められ、ICTの知識が求められ、これは対応が難しいと考えるのではなく、しっかりと対応していくことで私たちの分野はいくらでも進化できるのだと考えたほうが面白い。その第一歩として、クルマのメーカーがサプライチェーンに求める品質管理や法的体制と同レベルの対応を、クルマの修理工場でもご用意できるよう万全の体制を整えてまいります。

旭自動車の
人材採用について

クルマの未来を思考し
行動できる人を求めています

採用情報をもっとみる