高度化するモビリティカンパニー向け
ソリューション
MOBILITY COMPANY
クルマのみならず、モビリティ全般の進化はめざましく、社会的にもさまざまなサービスが登場しています。その全てにモビリティが存在し、IoTツール化し、さらには誰もが使用できる機能性を備えることが求められています。必然的に、モビリティはより先進化、高度化し、メーカーをはじめ関わる法人の在り方も大きく変化しています。私たち旭自動車は、長きに渡りクルマの修理をおこないながら、時代の変化、モビリティとしてのクルマの高度化、求められる安全性にお応えしてきました。そしてさらに一歩前に進んでいくことで、社会にあふれていくモビリティ全般のお困りごとすべてに応えていける企業になるべくさまざまな取り組みに注力しています。
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旭自動車の投資
クルマの分野に関わっていると、社会よりも早いタイミングで未来の情報に触れる機会が増えます。たとえば、ASVが高まったクルマの車検の仕組みが変わる情報に触れる機会があったり、噂話といったレベルで新しいモビリティ開発の情報を耳にしたり。こうした情報に触れるたびに、私たちがもっている技術や、目の前にやってくる修理依頼、さらには法人顧客とのコミュニケーションなど、総合的に判断し投資の意思決定をしています。したがって、業界の動きよりもかなり早いタイミングでの投資を実現してきました。今後も、この意識を変えずに、新しい投資を促す情報摂取に注力してまいります。
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02
旭自動車の対応領域
MaaSとCASE。これは、社会全体のモビリティの在り方と、その中でも特に利便性が高く社会インフラ化しているクルマの在り方を示していると理解しています。特にMaaSは対応領域が広く、極論、電車や自転車を含むあらゆるモビリティを含みます。私たちはこれまでクルマにフォーカスしており、そのスタンスをより磨き上げる一方で、モビリティ全般に対してのニーズにも果敢に挑戦してまいります。
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MaaS
モビリティ全般の社会を描き出すMaaSを理解するには、ICT的な知識や理解が必要不可決です。私たちでいえば、法人顧客からのニーズにお応えするなかで、この分野に対する理解を深めてきました。今後もさらに、人材から設備面のすべてにおいて知見を深め、積極的な行動に転換してまいります。
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CASE
特にこの10年。CASE化していくクルマをどれだけ扱ってきたことでしょうか。私たちの設備投資の結果的にも、たくさんのオーダーをいただいております。同時に、個人ユーザーから法人ユーザーへと、オーダーの大半がシフトしてきたのも偶然ではありません。高度化するニーズに応えられる体制を常に強化しております。
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旭自動車の品質基準
弊社ではクルマ関係の各認証の取得を進めております。ドイツの国際的な第三者検査機関であるドイツの国際的な第三者検査機関であるテュフラインランド社より、2021年に検査を受け、愛知県知多半島内では初のプラチナ認証を取得することができました。特定整備認証もいち早く取得済みです。もちろん、社内における人材育成、工程管理、受発注管理のシステム強化など、全社的な品質向上には積極的に取り組んでおります。
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各種認証
クルマの世界の認証は、もともとクルマに特化したものでしたが、いまや十二分にISOをはじめとする世界的標準認証に匹敵する価値があると考えています。技術の認証は、私たちの世界では品質の認証でもあります。今後も、必要な認証と考えたものの取得は躊躇しません。
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他業種からの学び
4M管理や5M+1E管理など、半導体をはじめとする先進分野の管理方法には眼を見張るものがあります。もちろん、私たちにすべて導入することは不可能だったり、経営手法全体的な制約もありますが、他業界の高度な品質管理を日々勉強しながらエッセンスの導入をおこなっております。
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04
旭自動車の守秘契約
クルマを筆頭にしたモビリティの高度化に伴い、機器としての高度化が止まりません。同時に、法人ユーザーが増加していることから、NDAをはじめとする秘密保持に関する高い意識が必須であると考えています。工場の防犯体制やシステムへのアクセス権といった社内インフラから、大規模から小規模までオーダーをいただいている多様な法人のニーズにお応えできる契約理解に努めています。
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判断基準
特にモビリティに関しては、精密機械化の流れが止まりません。したがって、その内部に触れる我々にはさまざまな知見がおのずと身につきます。この知見がどのような価値があるのかを理解し、法人として情報の扱いを考慮することは必要不可欠です。社内チームにおける意識共有にも注力しています。
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NDA
クルマの修理工場という領域において、NDAに関しての知識は個人情報や法人情報の保護といったものが一般的でした。しかしこれからCASE化した車両をメーカーから扱うケースも増えていることから、高度なNDAの対応は必要不可欠であると考え体制を強化しております。
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旭自動車の工程管理
私たちの工程管理は、基本的にデジタル化された工程納期の可視化と、チーム編成された人材による段取り構成の両輪で実践しています。特に、法人ユーザーからの依頼に応えていくためには、より緊密な社内連携が必要になってきています。また、近年では、クルマの修理を超えた、モビリティに関する金属加工領域のオーダーも増加しています。工程は常に見直し、最適解を検証しながら進化させています。
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工場内
社内モニタにデジタル処理された工程納期が表示され、1日の仕事量を可視化しています。受注した情報は、事務所内のサーバーにおいて管理され、基本的に外部アクセスができません。各工程はチーム編成され、リーダーを筆頭に各作業の効率化と、新しく導入される設備活用などの検証をおこなっております。
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受発注
弊社は営業スタッフが専任でおります。また、事務所において、営業支援するスタッフも専任です。フロントエンドの人材を配置することで、お客様とのコミュニケーションを重視しています。クルマも基本的には取りに伺うため、現場において簡易なチェック、コミュニケーションができるよう体制構築しております。
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旭自動車の体制
私たちは3つの工場、事務所、各工場に隣接する広範囲の駐車場を保持しております。2つの工場はおもに法人ユーザーのニーズに専門で応えていくものであり、メインの工場はCASE化していくクルマに対応できるような先進設備を揃えています。それぞれに熟練工を配置しながら、ICTをはじめ新しい技能を有するエンジニアの雇用にも積極的に取り組んでおります。